介護に必須の<褥瘡>基本知識

介護士が転職する流れ

転職の上手な進め方

全体の流れを把握しておこう

自己分析と情報収集

自己分析と情報収集

転職活動を始める際、まずは自己分析や情報収集などの事前準備を徹底的に行いましょう。自分の介護理念を明確にすることで、転職先が見つかりやすくなります。これまでの経験を振り返り、成功体験や苦手な仕事、感動したこと、克服したことなどを思いつく限りリストアップしてください。その上で、それぞれの事柄を深く掘り下げて客観的に分析します。分析した結果、それが次の仕事にどう活かせるかを考えてください。それによって、選ぶ施設などが変わってきます。

スケジュール

自己分析や情報収集が完了したら、転職活動のスケジュールを決めましょう。応募書類の作成や求人探し、企業分析、応募手続き、面接までの流れをイメージしてください。各項目でどの程度時間を割くのかを明確にしておくことが大切です。やるべきことが明確になれば効率的に転職活動を進められます。スケジュールを決めずに転職活動を始めると長期化につながり、不安や焦りで失敗してしまうリスクが高まります。集中して取り組むためにも、スケジュールを決めておきましょう。

応募書類の作成

履歴書と職務経歴書を書く際は、中途採用では経験や実績が重視されることを念頭に置いてください。これまでに培った能力を最大限アピールしましょう。その上で、転職の目的や志望動機などを分かりやすく書くことが大切です。褥瘡ケアの経験があるなら必ず記載してください。成功体験などのエピソードを交える場合は、可能な限り詳細に記載することをおすすめします。

求人探し

介護士の求人は数が多いので、どれだけ効率的に探せるかがカギになります。ハローワークや求人サイトなど探す方法は多岐に渡るので、自分に合ったものを選びましょう。自力で探すことが難しいなら、転職エージェントの利用がおすすめです。

面接

面接は自分をアピールできる場です。その様子は注意深く観察されるので、明るい表情で丁寧に答えてください。「これまでの経験」「成功体験」「前職の退職理由」「志望動機」「勤務時間」「仕事をする上で大切にしていること」などは質問されやすい項目です。スムーズに答えられるようにしておきましょう。

選考結果の連絡

選考結果の連絡は電話かメールでくることが多いです。不在着信となっていた場合は折り返しの電話をしてください。メールで連絡がきた場合は、そのメールに返信します。承諾する場合はもちろんですが、辞退する場合も必ず連絡をしましょう。電話の折り返しやメールの返信は当日中に行うことが望ましいです。労働条件などに不明点があれば、承諾する前に必ず確認してください。また、選考結果に対して感謝の意を伝えることも忘れないようにしましょう。

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